言葉は津波をも凌ぐ強さがある – コーヒーマスター Yoshi Masuda
普段のFuture Ownership Japanでは、海外における情熱を持った個人や活動・ムーブメント・シーンを紹介しているのだが、今回は「海外の人が見た強い日本人のあり方」という視点をご紹介したい。
東日本大震災による被災地にコーヒーと音楽という「日常」を持ち運ぶコーヒーマスター、Yoshi Masudaである。
現地に住みながら現実を伝えるロンドン発 ノマド型雑誌 – Boat Magazine
ネット社会が発展し、様々な情報を得られる私達現代人だからこそ、「伝えられていない現実は現実として認識されない」事を常に意識しなければならない。自分自身が本当に五感で感じている「手触り感のある現実」というものを構築しなければならないではないだろうか。
その事を実践しているロンドン発のデザイン事務所が作るノマド型雑誌をご紹介する。
Photo Gallery – Nature within
日々の繊細なものに潜む価値を感じ取れなければそれ以上の価値は感じられない、そう考えている。日常に目を向けられなければ、社会への目は恐らく曇っているのではないだろうか。
確かに時に都会に溢れる情報とその処理に疲労感を覚え、物事に対して遮断したくなる気持ちが芽生えるかもしれないが、いつの時も自分の感覚野にはきちんと向きあっていたい。
ブラジル建築界の昇り龍 – Guto Requena
新興国ブラジル。経済的側面が多く語られる中、現地に根ざして活動している人達のパーソナルな視点に触れる機会はまだまだ少ないのではないだろうか。
そこで本日は、デジタルインタラクティブ性と建築との融合を夢見る31歳のブラジル出身建築家、Guto Requenaが今考えている事をご紹介したい。
2012年 ご挨拶
新年おめでとうございます。
2011年、Future Ownership Japanをサポートして頂いた皆様には大変お世話になり誠にありがとうございました。本年も継続的に日本では決して多く語られる事の無い、世界のインディペンデントライフスタイルの情報をお届け致しますので、よろしくお願い致します。
ベルリンの元防空壕は3,000㎡のプライベートアートコレクションスペースとして – Christian Boros
第二次世界大戦中の防空壕として1942年に建てられ、現在はボロス居住地と呼ばれる建物を自身のプライベートアートコレクションスペースとして購入してしまった広告代理店の創業者であるChristian Boros。
待望のKinfolk Magazine Vol.2が早くもリリース!
本ウェブサイトでも以前火照りながらご紹介させて頂いたKinfolk Magazineであるが、ついに本日12月13日(アメリカ時間12月12日)第2弾が発売された!更に今回のVol.2はiPad版も500円にて用意されているので手に入れやすいのではないだろうか。Kinfolk Magazineは、本来豊かな時間というものは仲間と同じ時間を共有する事の尊さを感じながら、複雑な事を省いたシンプル性があり、また計画されなくても追求できるものであるという価値観を主軸に構成されている。これらの軸にアートやデザインへの愛情を融合させながら日常という時間の積層を大切に育んでいる。その独自の世界観が持つ稀有な強さと魅力を是非ともご覧頂きたい。
「ライフスタイル」の再考 – Andrea Brugi
ライフスタイルという言葉はあまりにも多様な分野で頻出するため、逆にその言葉への感度低下をもたらし、その言葉に対する真の意味付けが希薄になってはいないだろうかと感じる。本当の豊かさとは何かという現代人が正面から突きつけられている問いに私達は正面から向き合わなければ未来は作れないのではないか。自身の価値観と相対化させるために今回はライフスタイルを丁寧に紡いでいる一人の作り手Andrea Brugiの世界観をご紹介。
3D印刷技術の応用の矛先は「砂と太陽」 モノづくりの可能性を探る – Markus Kayser
3D印刷に用いられる技術を応用し、砂と太陽で製造業の新たな未来を模索するロンドン在住のデザイナーMarkus Kayser。渾身のDIY精神をご覧頂きたい。
木々との対話を繰り返すニューヨークの木工職人 – Joshua Vogel
ニューヨークを拠点にする41歳の木工職人Joshua Vogel。
「木や木材には私達の人生のように時間的な側面があります。その時間性に強い関心があるからこそ、私は物語が大好きです。何故ならば、物語とは常に時空間を遡るものだからです。そして木々が持つ物語も同じように時空間を遡る事で得る事ができます。木を削る時、私は木の人生の中に入り込み、そしてその歴史に入り込んでいるのです。」