アバンギャルドについて一言 – 映像作家・写真家Ralf Schmerberg
情報技術革新により「表現の均質化」がある側面で進む現代において、改めて「前衛」の姿勢を想起する必要性を感じる。アバンギャルドについて2011 Best European Documentaryを受賞しているRalf Schmerbergの言葉をお届けしたい。
ブラジル建築界の昇り龍 – Guto Requena
新興国ブラジル。経済的側面が多く語られる中、現地に根ざして活動している人達のパーソナルな視点に触れる機会はまだまだ少ないのではないだろうか。
そこで本日は、デジタルインタラクティブ性と建築との融合を夢見る31歳のブラジル出身建築家、Guto Requenaが今考えている事をご紹介したい。
「ライフスタイル」の再考 – Andrea Brugi
ライフスタイルという言葉はあまりにも多様な分野で頻出するため、逆にその言葉への感度低下をもたらし、その言葉に対する真の意味付けが希薄になってはいないだろうかと感じる。本当の豊かさとは何かという現代人が正面から突きつけられている問いに私達は正面から向き合わなければ未来は作れないのではないか。自身の価値観と相対化させるために今回はライフスタイルを丁寧に紡いでいる一人の作り手Andrea Brugiの世界観をご紹介。
Future Ownership Style – Klara Harden(映像作家・写真家)
「今から20年後、あなたはやった事よりもやらなかった事に対して失望する。安全な港から縄を捨て、帆を張り、貿易風を受け止めよ。冒険し、夢を見て、発見しよう。」マーク・トウェインが残したこの言葉を体現するオーストリア出身の映像作家・写真家Klara Hardenが25日間アイスランドを一人で渡り歩く。
Future Ownership Style – Joekenneth Museau(詩人)
感性が言葉を教え、言葉が感性を教えてくれる。そんな繊細極まりない世界に人類は住居人として佇んでいるのであるる。言葉が感受性に輪郭を与え、感受性がまた言葉を生み出してくれる。そんな繊細な世界を言葉により描写する詩人の存在は如何なる時代においても尊い存在ではないだろうか。
Future Ownership Style – Andre Wagner (フォトグラファー)
「クリエイティブであるという事は単にユニークで自身の想像力を拡張させるだけではなく、自身の作品に自らの情熱溢れる人生を反映させる事」。
ニューヨークを拠点にファッション、エディトリアル、ポートレート、ライフスタイルやドキュメンタリーフォトグラフィー等を手掛けるフォトグラファー、Andre Wagner。
Future Ownership Style – Rog Walker (Speaking Pixels)
「私達一人一人の言葉や行動、そして身に付けているもの全てが、自分自身について物語る媒体となる。また、自分自身がとらない行動や発しない言葉も同じように自分自身の深みや本性を表現している。世の中のあらゆる事柄が美しく、インスピレーション源となる事を信じ、今こそ改めて美しさへと人々を導くと共に日常に潜む奇跡を称えたい。」
アーティスト コミュニティの「小さな集い」を軸にしたKinfolk Magazine!
2011年7月15日、再認識する事の大切さを再認識させてくれる強烈な雑誌がアメリカで産声をあげた。
「平凡な中に非凡を見出す生き様」への再考のきっかけを与えてくれるので是非ともお読み頂きたい。