都市と会話をしよう – Thinking Cities (ドキュメンタリー)
2050年までに人口は90億人に達する、という予測は多くの人が耳にしている事だと思うが、何十年も先の話の事に対して強い危機感を感じられる事は多くないかもしれない。しかし、2050年への道のりは既に始まっており、だからこそ少しずつ課題解決への糸口を考えるきっかけを設ける必要がある。そんな想いから、今回は”Thinking Cities”という、都市化する世界における課題とそこに潜む新たな機会を探るドキュメンタリーのご紹介。
シカゴ発! 8,700㎡の垂直型農業施設で新たに挑むローカルフードシステム – The Plant
8,700㎡の精肉工場施設に新たな命を吹き込み、都会におけるサステナブルな食糧供給を実現させるべく、シカゴにThe Plantという垂直型の室内農業+養魚場によるエコシステムの構築を進めているNPO!循環性の高さに注目!
サステナブル社会を目指して50種類の工業用機械を創るDIY集団 – Open Source Ecology
Open Source Ecologyは農家、エンジニア、そして様々なサポーターが結集し、”Global Village Construction Set”なるものを構築しているネットワーク集団である。 このGlobal Village Construction Set (GVCS)とは、小規模且つ現代的でサステナブルな「社会」を構築+存続させるために最も必要な50種類の工業機器の製造を可能にするモジュール式、DIY、低コスト、高機能なプラットフォームである。
「垂直型農業」の可能性
2050年には世界人口の約80%が都市近辺に移住すると予測されており、またその人口も90億人に達するとされている。もしこれらの人々に十分な食糧供給をする場合、新たにブラジル+その20%分の土地が確保できなければ実現できない。そこでその解決策の一つとして「水平」ではなく、「垂直型」農業の可能性が検討されている。